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【イケメン戦国】天下の姫君【短編集】

第8章 【豊臣秀吉】医食同源②【R18】


「また、体調を壊しては困る」

縁側から、桜姫を抱き上げて閨へと運び彼女をそっと褥へ落とす。秀吉を見上げる視線は色に濡れており彼を求めて止まない様が手に取るように分かった。桜姫の隣、もちろん同じ褥に潜りこんだ秀吉は彼女を抱きしめて再び唇を合わせる。

「今日は、ゆっくり休もうな」

秀吉の言葉と共に、目を閉じるように促された桜姫であるが、身体の火照りが収まるはずがない……秀吉のソコだって先ほどあんなにも反応を見せていたのを腰のあたりに感じでいた。秀吉はきっと身体を心配して我慢しているに違いない。
もちろん桜姫だって秀吉の事が欲しくてたまらないのだ。
秀吉の腕の中で身じろいだ桜姫は恐る恐る彼の主張を始めていた昂ぶりに手を伸ばす。ソコに桜姫の手が触れるとビクッと反応した秀吉のモノ……桜姫もまたその動きに驚いて手を引いてしまった。彼のモノを自分から触ったことは今までなく、その熱さと動きに怖気づきそうになってしまう。恥ずかしくて、秀吉の顔を見る事はできないが、もう一度意を決して彼のソコへと手を這わせた。
しっかりと形が分かる。秀吉の形が……いつもコレが……と考えてしまって、一気に頬が熱くなると同時に、秀吉の手が桜姫の手首をグッと掴んだ。

「桜姫、何を……」
「……っ、あのっ…あのね…」

秀吉の胸に顔を埋めたまま、昂ぶりに添えていた手は掴まれて動かせないまま、桜姫はゆっくりと言葉を紡ぐ。

「ひで…秀吉…さんに……キモチよくなってほしいと思って」

ドキドキと高鳴る胸の音が聞こえてしまいそうだったが、桜姫のその言葉に手首をつかんでいた秀吉の手が緩められた気がした。
しかし、ソコに触れてみたもののわずかに跳ねる振動を感じながらもどうしたら良いのか分からなくなってしまった桜姫。
顔はどんどん赤くなり、体中が熱くなる。
先ほどまで桜姫の手を掴んでいた手が、彼女の頬を撫でた。


「無理しなくていい。お前と触れ合っているだけで十分気持ちがいいからな」
「秀吉さん……」
「俺が、お前の事……気持ちよくしてもいいか?」
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