第19章 【明智光秀】愛酒と愛し人【R18】
光秀の腹には桜姫の愛液が水たまりを作り、結合部分からは卑猥な音がとめどなく聞こえていた。
桜姫の身体に手を回し、そのまま身体を起こした光秀は、対面座位の形になると、下から彼女を打ち付ける。
これ以上ないほどに強い刺激に桜姫の身体は反り返り、今にも倒れてしまいそうだ。
「まだまだ気を遣るなよ」
胸を甘噛みされ、疲れながらも華芽を弄られ、全身が敏感になって快楽に溺れる。
何時しか壺の存在すらも忘れてしまう程に光秀に酔わされた桜姫は、空が白みがかるころまで彼に突かれ続けたのだった。
桜姫の愛液と光秀の欲液で乱された室内で、桜姫はいつしか気を遣ったまま眠りに就き、規則正しい呼吸を続けている。
隣で寝着を羽織った光秀は、辛めの酒を煽っていた。
視界に入るのは信長への献上物の壺。
この甘い香りを纏わせて、天主へ運ぶのかと思えば、知らずのうちに笑みが浮かんだ。
愛しい桜姫の寝顔を見ながら飲む酒は、さすがに美味いと感じる光秀であった。