第17章 【伊達政宗】無自覚な心②【R18】
政宗の下生えに絡みつく愛液の量はどんどん増えていくばかり……。
「好きなように動け」
そう言われたところで、動けるはずがない。
さっきだって気持ちがよすぎて、すぐにでも意識が飛んでしまうそうだったのに……それに、自分で動くなんて恥ずかしすぎてできないに決まっている。
それでも、政宗は時折軽く腰を揺らして桜姫を挑発するばかりで、肝心の刺激を与えてくれはしない。
「まさむねぇ……」
泣きそうになる桜姫に、政宗は笑みを零した。
溢れそうになる彼女の涙をそっと拭い、政宗は腰を動かし始める。政宗の身体に大きく跨ったまま、下から突き上げられる快感は今まで感じたことがないほどに気持ちよく、桜姫の身体を揺さぶった。
「あっ……あっ…んっ…まっ…さむっ…」
政宗が勢いよく桜姫を突き上げると、彼女は大きな声をあげながら快楽に果てる。
締め付けられた政宗も遅れて桜姫のナカへ欲を吐き出した。
桜姫は、そのまま政宗の胸に身体を預けるように倒れ込んだ。それをいとしく抱き留める政宗も息を乱しながら、前髪を掻き上げる。
桜姫の髪に口づけを落とし、再び彼女の身体を撫で回した。
「あっ……政宗…もう無理っ」
「無理でも、もうちょい付き合え」
いつも強引な政宗に、桜姫は再び身体を揺さぶられることになる。
今度は褥に横たわったままに彼に抱かれて、甘い囁きをたくさん降らされた。
どっちも心地が良すぎて、幸せを感じる事しかできない。
政宗の気が済むまで抱きつぶされた桜姫は、いつの間にか眠りの中に堕ちていた。