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【イケメン戦国】天下の姫君【短編集】

第14章 【徳川家康】良薬口に苦し②【R18】


腹部に伸びた桜姫の手が、自身の根元に指を這わせる。
好いた相手にそんなことをされて我慢がきくはずもない……家康は、一気に彼女のナカを貫いた。

「あぁぁっんっ……」

やや掠れた声が家康の耳を侵す。
桜姫のナカはやはり熱く、いつも以上に自身を締め付けているように感じた。気を抜けばあっという間にもっていかれそうになるほどにうねりくねって、家康を飲み込んでいる。
グチャグチャと卑猥な音が部屋に広がり、桜姫の上げる嬌声と共に大きくなっていった。
家康も小さな声をあげながら彼女を求め腰を揺らす。肌のぶつかり合う音も重なり、絡まり合った舌や身体が快感を高めていった。
先に昇りつめ達したのは桜姫。
ギュウギュウと家康のモノを締め付けて、更に数回彼女のナカを貫くとそこへ勢いよく欲液を吐き出した。桜姫のナカでビクビクと自身を震わせれば、反応するように彼女の秘部も締め付けてくる。
すぐに抜かなければ、このまま再び硬さを取り戻してしまいそうで、家康はゆっくりと彼女のナカから自身を引き抜いた。名残惜しそうに糸を引くのは、愛液と欲液が混じりあった愛の証である。

気をやってしまったのか桜姫はクタリと力なく褥に身体を落とし呼吸を荒げていた。
余りの快感に脱力した家康も、そのまま彼女の隣に倒れ込む。瞳を閉じたままの桜姫の髪をそっと整え梳いてやると、睫毛が少しだけ揺れるのが分かった。
このままにしていたら、また熱がぶり返してしまうだろうか?
病気の彼女に欲するなんて……我に返って自戒して、桜姫の身体を綺麗にしてから整える。

新しい寝衣で褥に横になると桜姫が意識を取り戻した様で、家康の胸にそっと頬を寄せてきた。

「ごめん、大丈夫?」
「うん。大丈夫。すごく……幸せな気分だったよ」

家康の着物をギュッと掴んだまま瞳を伏せた桜姫は微笑みを向けていて、家康はその瞼にそっと口づけを落とす。
明日熱がでませんようにと願いを込めながら家康も瞳を閉じた。
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