第14章 【徳川家康】良薬口に苦し②【R18】
「熱いね、桜姫のナカ……口の中なんか比べ物にならないくらい、熱い」
「ぅんっ……熱いっ…あつぃのぉ……いえぁ…あんっ」
家康の指が桜姫のナカを掻き回し、声をあげながら身体を捩らせる彼女の全身に口づけを落とす。
我慢していた分の愛情と欲望が家康の身体を動かした。
「あぁ、桜姫。愛してるよ」
家康の愛撫はどんどん熱を増し、桜姫の身体はもう自制が効かないほどに家康の手の中で転がされている。
彼を求めて手を伸ばせば、ぎゅっと握られると同時に、差し入れられていた指の数が増やされた。嬌声と共に反り返った身体を割り開いて、自分の着物も全て脱ぎ去る。
互いの肌を合わせて熱をやりあい、愛を分け合うと自然と唇が重なっていった。
反り立つ自身を指を抜いたソコへ宛がった家康。ゴクリと息を呑んで、褥に身体を預けている桜姫を一瞬見つめ直す。
欲に乱れた呼吸か、熱にうなされた息遣いか……、引き止められそうになった気持ちが桜姫によって戻された。
「家康っ……ちょうだい……」