第13章 明かされる真実
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「ギン…君はこれからどうするつもりなんだ?」
鋭い瞳…冷たくて…みんなが知っている藍染惣右介とは違う…
「藍染隊長。何言うてはるんですか?ボクは…ずっと藍染隊長について行くつもりです。」
いつもと同じ…飄々としている市丸ギン。
「そうか…期待しているよ。君と君の娘にも…」
「はい…藍染隊長。」
「レン…母親のようになりたくないなら…おとなしく私に仕えるんだ。」
『……』
「返事はどうしたんだい?」
藍染は冷たく言い放つ。
『はい…』
『ギン…なんでなん?季南…何処に行ってしもうたんや?』
「季南はな…ボクらが行かれへんとこに行ってしもたんや。せやから…もう…帰って来られへんのやて。」
『はぁ…なんでこんな夢見るんやろ…いつもと違ってリアルやったし…(あんときは…信じたくなくて…子供らしい言動ばかりしとったなぁ…まぁ実際子供やったけど…それに…あの時、聞いたギンの思ってる事まで…)』
此所は五番隊隊舎。
昨日…井上織姫が虚圏へとさらわれた。
恋次が助けに行くと総隊長に言ったが…
総隊長は聞き入れる事なく…
日番谷先遣隊には戸魂界に帰還せよ。
との命令が下った。
『はぁ…思いっきり徹夜してもうた…』
「レンちゃん…?」
『桃…もう大丈夫なん?無理せんで休んどってもええんやで?』
「ありがとう。もう大丈夫だよ。ゴメン…いろんな酷い事したよね…」
『酷いなぁ…あたしがそんなん気にするような奴に見えるんか?』