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絶望の果てにあるもの

第12章 新たな決意




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そうでもしないと…
あの人に目をつけられる。

身体は子供。頭脳は大人。という名〇偵コ〇ンばりの天才少女がいるとしたら…

あの人が目をつけない筈がないだろう。

レンは季南の事を聞かなかった事にしようと決意する。

そして…残された季南との時間を大切にしようと決意する。












数日後…

【五番隊隊舎】

「季南…ギンと別れて…私と一緒になる気はないかな?」

『ありません。今の生活が幸せだから…レンは可愛いし…ギンはどんどん父親らしくなって来て面白いし。』

「そうか…どうしてもダメだと言うのか…しょうがない。」


『藍染隊長があたしに好意を持たれている事は知っていますが…そのお気持ちには答えられません。』

季南はそう言うと五番隊隊舎をあとにした。

一人残された藍染は何か企んだように笑っていた。






『お~きなくりの~きのしたさん♪あ~な~たとあ~た~し~仲良く遊びましょ~♪(誰が見ず知らずの奴と遊ぶかい!!よいこは知らない奴と遊ばないんや!!はぁ…暇やなぁ…誰も遊んでくれへんし…化けキツネの子とか言うて…ギンにそう言われとるのバレて…何故か霊術院に入れられた。はぁ…暇やなぁ…)』

「君…確か…市丸レン君だよね?」

『君…女の子に君はないんやない?別に呼び捨てでええよ?』

「呼び捨てで?レン…って?」

『何紅くなっとんねん…。別に照れる事やないやん…』

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