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絶望の果てにあるもの

第12章 新たな決意




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「真子…それ…可愛い子にはみんなに言っとるやん!!前にあたしにも言うとったやろ!!」

『リサも~?あたしも言われた~!!』


そして…ひよ里が言われた事がないとキレていた。

それぞれが頑張っている。

きっと…織姫もこれから頑張っていくのだろう。

『よし…帰ろっか。』

「そうやなぁ。帰ろか。ほな…ボクらはこれで」

「お前ら…何しにきたんだよ!!ただ邪魔しにきたんだったら最初から来るな!!」

『拳西は短気やなぁ?そんな言い方せんでもええやん。まぁ…どうでもええわ。か~えろ』


ギンとレンは結界を一部といて貰うとその場をあとにした。


決戦はもうすぐ。
そのまえに…昔々の話をしよう…




ある屋敷の前。
そこには…
十八歳くらいの青年と…三才くらいの青年そっくりな女の子。

『ギン~?今日からここに住むん?』

「そうやで?今日から此所がボクらの家や。」

『ギン~!!レン~!!待ってよ~!!なんでそんなに歩くの早いのよ~!!』

幼い顔立ちだが…綺麗な銀髪にスタイル抜群なさっきギンと呼ばれた青年と同じくらいの少女。

「そうかぁ?普通に歩いてたつもりやってんけど…ゴメンなぁ…」

『はぁ…。疲れた…。もう…まぁ良いけどね。ねぇ…よくこんな豪邸買えたね…』

三人の前にはかなり大きな豪邸。

「すごいやろ?」

『すごい!!でも…こんな大きな家やったら迷ってしまうんやない?』

「そうやなぁ…まぁなれれば大丈夫やろ。」

『そういう問題なのかしら…。』

「まぁ…ええやん♪」

『そうね…まぁいいわ。さぁ…引っ越し開始よ♪♪レン。これ…好きなお部屋に運んで良いわよ。』

『ホンマに?あたしの好きな部屋でええの?』
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