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絶望の果てにあるもの

第10章 君に嫉妬




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「それって…」

「まぁ…この先は言わへんでも…分かるやろ?この先を言うてしもたら…ボクがレンに怒られてまうわ…。気付いたんやったら…自分でなんとかしたらええ。」

「反対はしないんスか?あんなに…レンの事心配してんのに…」

「せぇへんよ。どんな相手でも…レンが幸せやったら…それでええんや。まぁ…レンの事…泣かせる事があったら…そんときは覚悟しぃや?」

「はい…。」

「ほな…ボク行くわ。レンの事…探さなあかんし…」

二人は別れてギンはレンを探しに…
恋次は浦原商店に向かった。






その頃…レンは…?


「なんで…お前此所におんねん…。」

『ええやんかぁ…』

「全然!!良くないわボケェッ!!しかも…なんやそのブラウスの着方はっ!!」

『真子に関係ないやん…あたしが何を着ようと…どんな着方しようと…』

レンと会話しているのは…
仮面の軍勢・平子真子。

「お前…何があったんや?エラい辛気臭い面しよって…」

『何にもないし…』

「嘘つけ。顔に出とるわ。お前はアホみたいに素直なんやし。父親の真似せんでもええっちゅうねん。」

『真子は…ええなぁって思うた女の子の最初は何処を見る?』

「そやなぁ…先ずは…顔や。その次にスタイルや。」

『やっぱ…そうなんや…(泣)やっぱ…胸でかいほうがええ?』

「まぁ…そらそうやろなぁ?男っちゅうもんはそういうもんや。」

『はぁ…』
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