第10章 君に嫉妬
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絶望の果てにあるもの
君に嫉妬?
日番谷は破面の説明をした…
ヴァストローデの強さは隊長格以上だということ…
隊長格が二人抜け、それが上に立つ今…
虚圏にヴァストローデ級の破面が10人いるとしたら…
戸魂界は終わりだと…
そして…
コンが遊ばれていた…
「お前ら…いつ帰るんだよ…」
『帰らへんよ?』
「そうだ。破面との戦いが終わるまではな…」
「言っとくけどなぁ…ウチにはこんな人数泊めるスペースなんてねぇからな。」
一護さんのいうと~りだね?
狭いから無理だねぇ?
「え~!!あたしもだめ~?」
乱菊さん…そこで色目使わない…。
健全な男子達がいるんだからさ☆
まぁ…確信犯だろうけど…。
恋次は鼻の下を延ばしていた。
ギンはそんな恋次とレンを呆れた様子でそれを見ていた。
レンは恋次のその様子を見てイライラしていた。
まぁ…みんなそれぞれ…一護の家を出た。
乱菊さんは…許可なしで織姫の家に行くらしく…日番谷も誘っていた…
一角と弓親は不明…
恋次は浦原商店に行くらしい。
レンはまだ不機嫌なご様子。
「レン、お前…なんで不機嫌なんだ?」
『さぁ?なんでやろなぁ?恋次になら…わかると思うんやけどなぁ?』
「分かんねぇから聞いてんだろうが!!」
『逆ギレ?怖いなぁ~?六番隊副隊長さんは。ほな…さいなら』
レンは何処かに去って行ってしまった。
「阿散井君。レンがなんで怒っとるか…ホンマにわからへんの?」
「さぁ?なんなんっすか?」
「はぁ…。少しは女の子の気持ちを考えなあかんなぁ?」
恋次の頭には?が浮かんでいる。
「君…乱菊がブラウスのボタン外そうとしてた時…鼻の下延ばしてたやろ?」
「もしかして…」
「そうや。やっと気付いたんか…。レンはな…ヤキモチ妬いたんや。」