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絶望の果てにあるもの

第8章 愛する者の代わり




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そこには…あたしが…死んだと思う事に決めた…
元・五番隊隊長・藍染惣右介がいた。

「雛森君…生きていたんだね。僕と一緒に来ないかい?レンは僕を殺そうとしているんだ…僕を…僕の部下として…守ってくれないか?」

「違います…レンちゃんは…そんな「しないと言い切れるかい?最近…ギンと何かを企んでいるらしい…それに…何故今更…斬魄刀の本当の力を教えた?落ち込んだ様子も…全ては演技だ。」


「……」

あたしは何も言えなかった。
確かに…レンちゃんは…
長い付き合いなのに…
謎が多かった…
最近…三番隊に行ったり何も言わずに…
どこかに行ったりする事が多くなった気がする…
「答えはまたあとで聞きにくるよ。良い返事を待ってるよ…」

藍染隊長は…そう言って去って行った…

それから…あたしは吐気や頭痛に襲われて…
ご飯も食べられなくなった…










『はぁ…。』

「なにため息吐いてんだよ。こんな廊下のど真ん中で…」

『あら♪十番隊長さんやないの♪はぁ…。どないしよ…桃が藍染惣右介を必要としている…それか…藍染さんがなんか言うたかもしれへん…』

「雛森が!?アイツ…なんかしたのか!?」

『四番隊に通ってるみたいや。あたしは…あの人の代りにはなられへん…どないしたらええんやろ…?』

「お前らしくねぇなぁ…いつものお前なら…ヘラヘラしてんだろうが。雛森はお前が隊長になってから…強くなった。それに…藍染の事を忘れたみたいに…たくさん…笑うようになった…」

『そうなんかなぁ…いろいろ自信ないわぁ…はぁ~~~。迷っててもしゃあないなぁ…殴り込みに行こ♪』

「はぁ?何処に行くつもりなんだよ!?まさか…」

『大丈夫やって♪ちょいと下克上渡すだけやし♪』
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