• テキストサイズ

絶望の果てにあるもの

第8章 愛する者の代わり




×
×


『やっほぅ♪イヅル~♪おっはよ~♪』

レンは今…三番隊にお邪魔してます。

「おはよう。はぁ…。レン…アレ見てよ…。」

イヅルが指差した方には…

「(_ _)zzzz」

爆睡中のキツネがいました…(笑)

『ありゃ~…』

「さっきから…起こしてるんだけど…起きないんだ…。」

『無理やね。』

「えっ!?即答!?」

『こうなったギンは…何をやっても起きないんや…。』

「えっ…どうしよう…この書類…今日までなのに…」

『しゃあないなぁ…。あたしがやる…。』

「えっ?良いの?」

『ええよ?あたしの仕事はもう終わったし?』

「レンはいつも早いね。統学院時代も…課題は一番先に出来てたし…」

『あとで…どっかのキツネみたいになりたないもん…。』

「確かに…。なりたくない…。ゴメン…」

『なんで?イヅルが謝るんや?あたしが謝らなあかん事やろ?』

「でも…レンは他の隊だし…」

『はぁ…。そんなんええって♪気にせんといて♪』

「ありがとう…ねぇ…レン。雛森君が最近…四番隊に行ってるの知ってる?」

『知っとるよ。ご飯も食べてないみたいや。今日…隊舎に来たんやけど…帰したんや…』

「どうしたんだろう…?今まで…普通に生活してたのに…」

『わからへん…何にも話してくれへんし…(何かおかしい…少しやけど、莉緒の霊圧が桃から感じる…)』














その頃…雛森は…

自分の部屋にある机に座り…
何かを見ていた…
それは…昔…レンが藍染惣右介を隠し撮りした写真…

雛森がただ一つ持っている写真…

「藍染隊長…」

―二日前のこと…

雛森は夜中に目が覚めた…
なんとなく…外に出たくなって…
戸を開けて…縁側に座った。

夜空には月が輝いていた…

「雛森君…久しぶりだね。」

「藍染隊長…!?」
/ 161ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp