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絶望の果てにあるもの

第7章 新たな戦い




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「レン!?まさか…!?あかん!!それは使うたら…!?」

『響け…乙姫…』

レンの持っていた斬魄刀は…
誰もが知っている…
二対一体の刀になった。

その場にいたギン以外の全員は驚愕した。

レンの刀は…
十三番隊隊長・浮竹十四朗の斬魄刀…双魚理に変化したのである。

レンは一人で2体の虚を倒した。

「レン…どういう事なんだい?君は試験の時に“乙姫は水を操る。その水圧で反膜も斬れる”って…言ってなかったかい?」
京楽が驚きながらレンに言った。

『他のみんなにも…それで通して来たんや…ギンと恋次は知っとるんやけど…乙姫の力は…いろんな力を写し出す…完全再現なんや。試験の時は…季南の斬魄刀…“鏡月”の力を借りたんや…』

「取り敢えず…瀞霊挺に戻ろうか…」

京楽がそう言って瀞霊挺に向かうと…他隊の隊長達もそれに続いた。

そして…
だれが言ったわけでもなく…
戸魂界全土に伝わった。
【護挺十三隊・五番隊隊長・市丸レンの斬魄刀は…戸魂界最強と…】



【一番隊隊舎】

レンは隊主会が終わった後…
一人残った。
そして…総隊長・山本元柳斎重國にある事を聞いた。

『総隊長さん?なんでなん?二つの斬魄刀があることは…あかん事やないんですか?』

「そうじゃ。しかしのぉ…同じ力ではないのでのぉ。最近…それを気にしておったのか?お主の副官が心配しておった。」

『せやったら…あたしは処刑されることはない?ずっと…隊長のままなん?』

「それは…昔の話じゃ。今はその掟は廃止となったのじゃよ。しかし…それだけの斬魄刀をもつとなると…高い霊圧も持っているのじゃろ?」

『まぁ…普通の隊長が90やったら…あたしは200くらいあるんやない?』

「なんじゃと!?取り敢えず…皆の安全の為にも制御装置は必ずつけるのじゃ。」

『はぁ~い☆』
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