• テキストサイズ

絶望の果てにあるもの

第6章 暫しの休息




×
×

「娘!?あのキツネ野郎の娘なのか!?」

『そんなに驚く事なん?別に驚く事やないやろ??』

「なんつうか…テンションが違う。」

『あ~…確かにそうやねぇ?あたしの性格は母親似らしいんや。まぁ…母親の事なんてあんまり覚えてへんのやけど…」

レンはまるで笑い話のように言った。

「なんか…お前…変なヤツだな。普通…落ち込むところなんじゃないのか…?」

『まぁ…そうなんやけど…落ち込んだとしても、その過去は戻る事はないやろ?せやから…どんな悲しい事も笑い話にしてしまえば…辛くないやろ?』

レンはまた笑いながら言った。

「本当に…変なヤツだな…」

『それ…よう言われるわ…。ほな…また後で』

「あぁ…」

レンは一護と別れるとどこかに瞬歩でその場から消えた。


『あっ♪ルキアちゃん♪』

レンが十三番隊に行くとルキアがいた。

「こんにちは。市丸隊長。」

ルキアは少し身構えながら言った。

『そんなに身構えんでも…何にもせぇへんよ?それと…レンでええよ?もう一匹のキツネが居るからややこしいやろ?』

「ぷっ…あっ…すいませんっ!!」

『なんで誤るんや?今は笑うてええとこやで?ルキアちゃんは笑ってたほうがかわええで?』

「なっ…///何をおっしゃるんですかっ!!///」

『あははははっ♪ルキアちゃん顔あか~い♪』

「だれのせいですかっ!!」

『ほら♪辛気臭い顔が笑顔になった♪ほな…また後で会おうな♪』

レンはその場を去った。ルキアは状況が分からなかったのか唖然としていた。

『(ウ~ン…。次はどこに行こ?そうや!!滅却師の子のとこと…胸でかい子のとこに行こ♪名前聞かなあかんし♪)』

レンは織姫と石田の霊圧を探した。
/ 161ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp