• テキストサイズ

絶望の果てにあるもの

第4章 自分の命の友情




×
×

―懴罪宮。

「おいっ!!どこに行くんだ白哉!!」

「興味が失せた。あとは好きにしろ。」

白哉はその場を去って行った。

「レンもいないじゃないか!?まったく…すぐにどこかにフラフラと…。どっちも勝手な奴だよ…」




―十二番隊近く…


『うわぁ…見たらあかんもん見てしもた…。十二番隊長さん…。やることがグロいなぁ…。』

レンが見たのは…十二番隊隊員になにかがしかけられたらしく形を変形させ…爆発する姿。

『(あら…あの眼鏡の子。滅却師なんやね。珍しいなぁ…初めて見たわ。あの巨乳の子も…不思議な力持っとるみたいやねぇ…)』







―三番隊隊舎牢。

「(うわぁ…こら…拘束せなあかん事になるやろなぁ…まぁ…レンには聞いとったけど…)」

「だっ…誰だ!!」

「酷いなぁ…こら見てられへんわ。」

「市丸…隊…長…!!」

「やつれたなぁ…可哀相に。助けて欲しいやろ?ついておいで…イヅル」

時を同じくして…
五番隊隊舎牢から…
雛森桃が…

六番隊隊舎牢から…
阿散井恋次が…

脱獄した。







『あっ…(ギンの霊圧…十番隊長さんの霊圧もや…大変な事になってきたなぁ…)』

レンは今、自分の所属する十三番隊隊舎へと帰ろうとしていた。

そして…
ある事が伝えられた。











【隊長並びに副隊長各位にご報告申上げます。極囚・朽木ルキアの処刑の日程について最終変更がありました。最終的な刑の執行は…現在より29時間後です。これは…最終決定です。以後変更はありません。】

『(なんやの!?そんなん聞いてへん…勝手に決めたな。あの偽ヨ〇様めっ!!ヨ〇様のほうがまだカッコええっちゅうねん!!)』

/ 161ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp