第15章 閉じられた幕
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「お前が…藍染様の言っていた…市丸レンか…裏切り者だと言っていた…」
『なんやそれ…裏切り者はアイツやのに…。まぁ…ええわ。せっかく助かった命や。安全なとこに避難したほうがええよ?』
フレイユはレンの言うとおりに安全な場所に避難した。
遂に…藍染との戦いが始まる。
レンは制御装置を外した。
溢れ出す…隊長格以上の霊圧。
藍染達含む…ギン以外の他の者たちは立っているのが辛そうだ。
『総隊長。すんません…《藍染惣右介を殺せ》との命令でしたが…それに背きます。砕けろ…鏡花水月。』
レンは藍染と東仙に縛道をかけ、藍染に向かって…斬魄刀を投げた。
「!!…っ!!」
縛道をかけられ、動けない藍染は斬魄刀の柄が頭にぶつかり、気絶した。鏡花水月の力なのか物理的なものなのかは不明。
『総隊長…本当の平和って…戦う事やないと思います。確かに…藍染さんと東仙さんは罪人や。せやけど…こんな事したんは…何か理由があるからやと思うんや。その理由…殺すのは聞いてあげてからでも…ええんやないの?』
「ならん!!藍染はたくさんの者達の命を奪ったのじゃ!!生かしてはおけぬ。レン…そこを退くのじゃ。お主が殺らぬと言うならワシがやる。」
『イヤです。あたしは何があろうとも…此所を退きません。』
「レン!!早く退かぬか!!」
「山じぃ…かなりご立腹だねぇ?」
京楽がのほほんと言った。