第8章 ~織田信長~ end.
意識が飛ぶなんて……初めての経験だった。
ここまで凄い男なんて、なかなかいない……
頭の中がまだ、ふわふわとしてい……
ん?
ふわふわ…………?
じゃない……
ゆ、ゆさゆさ……
ゆさ、ゆさ…………?
って、、、え、ええええっ!!!
「の、信長様っ……」
「ようやく目覚めたか、きょうこ」
ニヤリと額に汗をかいて笑う信長様。
その信長様の腰は、未だに激しく揺れている。
ま、まさか……
「あ、あの……私……どのくらい……」
「あぁ、ほんの少しばかり、意識をなくしていたようだったな」
「は、はぁ………」
しまった、なんか気のないような、抜けたような……返事をしてしまった。
「きょうこの中は、極上だ。いつまでも、この中に居たくなる」
あれ?えっと……
けっこう頑張ってたよね?私……
確かに意識飛ばしちゃったとはいえ……
ちらりと最初に見た蝋燭に目をやった。
短っっっ!!!
これ、太い蝋燭だよっ!?
いや、最初見た時、けっこう長かったよ!?
どんだけ腰振ってんの!?
……信長様……物凄い汗かいてるけど……
これって……もしかして……
いや、もしかしなくても……
風俗嬢ナンバー1の嫌われ者と言っても過言じゃない……
『遅漏』!!!
どうしよう……
私のあんなにずぶ濡れだったアソコも乾いてきちゃってるよ……
それにしても、あんなに強い刺激を与えたのにイカないって……
そ、相当だな……
信長様の『遅漏』……