第9章 ~明智光秀~ end.
「起きたか?」
「はい……おはようございます……」
私は光秀さんの胸に甘えるように擦り寄よると、光秀さんは優しく抱き締めてくれた。
「俺にはお前だけだ……」
顔を上に向けると、優しく見つめている光秀さんと目が合った。
「私もです……」
そう言うと私は手を伸ばして光秀さんを引き寄せ、胸に抱いた。
光秀さんも甘えるように、擦り寄ってくれる。
愛おしくて、その頭を撫でた。
しっとりとした銀髪
甘い香の匂い……
「そのうち、ここからは本物の乳が出るな」
チュッと吸い付いてくる。
「ふふ、その時はもう光秀さんだけの私じゃなくなっちゃいますけど……いいですか?」
すると私の赤い突起を口に含みながら、上目遣いでニヤリと微笑み……
「もちろんだ。昨日、たくさん仕込んでおいたしな……」
カリッと甘く噛まれ
「ん、んっ……」
思わず声を漏らし、身を捩る。
「だか、まだまだ俺だけだの物だ………
きょうこ」
「……はい」
私の苦しみを一緒に背負ってくれると言った、光秀さん。
貴方の苦しみは、私が一緒に……
そして
可愛い貴方は私だけの
秘密
誰も知らない、私だけの
秘密の光秀さん。
光秀ルート 終
~ここまでお付き合い頂いた読者様に、
たくさんの愛と感謝を込めて~
らっこ