第8章 ~織田信長~ end.
今までの中途半端な時間を埋めるような、長いキス。
優しいキスじゃない。
私の心も身体も喰らい尽くす、そんな感じのキスだ。
痛いほどの愛を感じる。
そうか……信長様も私の事……
欲しがってくれてたんだね。
愛おしさが増す。
きつく抱き合っても、足らない。
あぁ、そうか。
二人の間にある着物が邪魔なんだな。
そんな事をふと思ってすぐだった。
あっ!
というまに、お互いが産まれたままの姿だ。
あれ?いつの間に?
「邪魔な物は全て剥ぎ取ってやった」
またニヤリと不敵に笑う信長様が、なんだか子供のように可愛く見えた。
だけどその可愛い笑顔とは裏腹に……
信長様の中心に聳り立つ、ソレは……
今まで見てきた中でも、なかなかに立派なモノで……
浮き立った血管に、太めのカリ……
思わず、ゴクッと喉が鳴った。
「なんだ。これがそんなに欲しいのか?」
「……」
どうしよう……不感症なのバレちゃうかな……
いや、そんなことないはず!
だってもう、こんなにも信長様に愛して貰いたくて……
あれ?
私……
濡れてる……
キスだけで……
「そのような顔をしていると……ほら、舌を出してみろ……」
信長様が私の頬に手をあて、
ぺニスの先を口にもってきた。
言われた通りに舌を出す。
いや、どちらかと言えば得意なのよ、フェラチオ!
だけど初めてするみたいに、ドキドキする!
あーこの男らしい匂いも、溜まんないっ!
下半身が疼いて疼いて仕方がないっっっ!!!
だけど、そんな感情は流石に隠すよ!
元プロだってばれたくないもん!
そんなの知らない初な可愛い女でいたい!!!