第3章 ~豊臣秀吉~ end.
そんなことを考えていたら……
あっさりと、指と舌でイかされてしまった。
さ、流石、秀吉さん。思わず感心せずにはいられない。
あんなに閉じていた身体なのに……
愛のパワーって凄い!!!
息も絶え絶えの私は、秀吉さんの着物が寸分の乱れもないことにやっと気づいた。
秀吉さんの着物を脱がそうと、帯に手をやると
その手をパッと掴まれた。
「え……?」
「足りないか……?」
「ん……違う……秀吉さんにも、気持ちよくなってもらいたくって……」
「いや、俺は……」
あれ?…………何、この違和感……さっきまでの甘い雰囲気が、一転して……
どういうこと……?でも、ここまできて、私も退けない。
「私も秀吉さんを肌で感じたい……な……」
裸で抱き締めあいたいと、伝えると
「そうだな……」
ニッコリと笑って、サッと着物を脱ぐ秀吉さん。
そうそう、この上腕二頭筋に、胸筋、そして腹筋……
ほんとキレイ……特にフェチとかじゃないんだけど……
うっとりするよね……
思わず手が出て、そっと腹筋をなぞる……
そして、その手はそのまま、下帯に……
「きょうこ」
また手をパッと掴まれた。
「あ、ごめんなさい……」
はしたなかったのかな……がっつき過ぎた?
でも、よく見ると……
下帯には、何の変化も見られない。
……ま、まさか興奮して、その気になってたの私だけ!?
いや、それより、も、もしかしてっっっ
ED!?えっ!?勃起不全!?