第5章 ヒソカ×ト×タイケツ
『私もだよ、ヒソカ』
と言うとは勢いよくヒソカの方へ飛んでいく。
蹴りをいれようとした瞬間ヒソカが避ける。
蹴りの威力で石版が吹っ飛んでいく。
次はヒソカがへ蹴りをいれようとする。
は避け、またしても石版が吹っ飛ぶ。
「なっ…なんという蹴りの威力でしょうか!!
二人とも人間離れしています!!!!
あまりの速度に実況すらも追いつきません!!!」
あれから30分は殴り蹴りを続けている。
ヒソカの“伸縮自在の愛(バンジーガム)”に引っ張られる。
の“黒い影(ザ·シャドウ)”に引っ張られるヒソカ。
2人とも骨はバキバキだろう。
『そろそろ終わりにしようか。』
「そうだね♣」
と珍しく終わりにしようとさせるヒソカ。
『この勝負は、私が勝つ。
すまないな、ヒソカ。』
ヒソカが否定をしようと口を開こうとした瞬間。
『“宝具解放”!!!!』
「ルーラー選手、急に何かを叫びました!!なにか意味はあるのでしょうか??」
が声を張り上げた。
『焔は獣に、竜は我が手に。
楔を破壊し、命の鎖を引きちぎれ!
斬撃一殺!
“焼却天理・鏖殺竜(フェルカーモルト・フォイアドラッヘ)”!!』
とが叫ぶ。
「これは…まずいね♠」
避けきれない。
黒く光る光と共に現れる、黒い三つ首の竜。
黒い3つ首の竜は、ヒソカに向かって勢いよくの左手から飛び出してきた。
ガッ!ガッ!ガッ!という音が3回鳴る。
ヒソカへ竜が勢いよく噛み付いた。
「クッ……♦」
そして…
最後にが、剣を片手にヒソカへ切りかかる。
『すまないな、ヒソカ。』
という一言を残し、ヒソカを切る。
「(あぁ…キミ…本当にすごくイイよぉ…♣
キミだけは…
絶対に…
ボクから……)」
「ヒソカ選手気絶によりKO!!
勝者ルーラー!!!」
ヒソカを抱き抱え、私は大歓声の沸き起こる会場を後にした____。
ヒソカVS
勝者、__。