第4章 トウギジョウ×ニ×トウジョウ
今日の午前
ルーラーVSギド
今日の午後
ルーラーVSリールベルト
昨日のヒソカの発言を思い出して顔が赤くなる。
「ボクが勝ったら、付き合ってよ♦」
『考えない考えない!しっかりしろ私!!』
両頬を強く叩く。
「さぁ!今日もやってきました!!
ルーラーVSギド!
昨日サダソ選手を瞬殺で終わらせたルーラー選手!
今日はどういう闘いになるのでしょうか!!」
「くくく!オレはサダソのようにはいかないぞ!!」
「ポイント&KO戦!時間無制限!
始め!!」
「行くぞ!!戦闘円舞曲(戦いのワルツ)!!!」
勢いよく小さな駒が回り出す。
この駒、私だけに向かってくるのではないな。
『こんな駒、私には効かないけどさ。』
といって瞬時にギドの後ろへ回り込む。
「!!無駄だ!!」
といって回り出すギド。
「でましたァー!!!ギド選手の竜巻独楽!!
流石のルーラー選手も為す術なしかぁー!!??」
『そんなの、効くわけないだろ。』
勢いよく回るギドの脚を蹴り倒す。
「なっ…なにィ!!!???」
蹴り倒されたギドは勢いよく後ろへ倒れ込む。
すかさず私はギドの義足を踏み抜いた。
バキィッ!!
「ヒィッ…ヒィイッ…まっ…参った…」
「ギド選手降参!!
勝者ルーラー!!!」
またしてもワァアアア!!という歓声が響き渡る。
さぁ、最後はリールベルトとかいうやつだ。
とっとと終わらせてシャワー浴びたい。