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奇術師とルーラーの黒い恋

第3章 キミ×ノ×ナマエ


服を買ったあと、私はドレスへ着替えた。


ドレスへ着替えた後、化粧品を買い、

ヒソカに化粧させられた。




赤に近いピンクっぽいアイシャドウ。
ローズレッドの口紅。




『化粧なんて、いらないのに。』





「上出来♠ウン、やっぱりルーラーは化粧しても綺麗だねェ♥

ボク好みだ♣」





『変態か…こんなにドレスアップしてどうするんだ。』



正直いって、すごく窮屈だ。




「ご飯だよ♦食事に行こう♠」




といって手を引かれ連れていかれた場所はすごく高級料理がでてくるレストラン。




『こっ…ここで食べるのか…

高級レストランなんて…私…生まれて初めてだぞ…


いいのか…?』





ヒソカに聞き返す。
ヒソカはニコリと私に笑い、モチロン♥といった。








「さァ、行こうか♣」





案内された席へ座る。

最初に出てきた、ワインを飲みながらヒソカは私に聞きたい事を聞いてきた。






「ルーラーは、念能力なんでしょ?♦

水見式はやったかい?♠」





『あぁ、やったよ。』




「キミ、特質系かい?♣」





『正解だ。

よくわかったな。』



「ボクなりの性格分析♦

強化系は単純一途♠
操作系は理屈屋でマイペース♥
放出系は短気で大雑把♦
具現化系は神経質♠
変化系は気まぐれで嘘つき♥
特質系は個人主義でカリスマ性がある♣




ちなみにボクは変化系♣」






『お前に合うな。気まぐれで嘘つき。


私の水見式は、葉が水に溶け、水がワインに変わったんだ。

そして中から金が出てきた。』





「すごく便利そうだネ♦

そのワイン、美味しかった?♠」




『高級ワインと変わらない味だったよ。
だからワインが飲みたい時はよく水見式をしていた。』





ヒソカは面白そうに聞いていた。





そして食事も終わった私とヒソカは、ヒソカの家に帰って行った。


ヒソカが、私と闘いたいなんて考えているなんて知らずに。






「(アァ…キミはすごく興味深い…♥

実力もあるし強くカリスマ性がある…♣




キミと、早く闘いたいなァ…♦



熟れた果実はなんて美味しそうなのだろう……♠)」
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