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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第645章 ぼくたちみらいのしゅーぱーしゅたー2-8


 事務所応接室

 同日午後

 智side

 オイラと、カズくん、マァくん、ジュンくんは社長に呼び出されたんだ

 社長室には、社長の他に事務所の幹部さん達までそろっていて

(オイラ達何かしたっけ? てかショウちゃんは?)

 せっかくの高級ソファーセットなのに……ソファーの背もたれに背中を着けること出来ずに、緊張して浅く座っていたんだけどね

 社長「翔にはね。午前中に話をしたんだけどね。メンバーのキミ達にもと伝えたくなくてはと来てもらったんだよ」

 そんな悠長なことを言って、ある物を見せてくれたけどさ社長

 社長「きちんと裏を取らずに掲載する事や。明日の発売で、訂正させる事の出来ないタイミングになってから連絡して来たんだよ! 酷いと思わないかい?」

 和也side

 マネージャー「翔には何も落ち度も無いんだけどね。痛手を負うのは、この雑誌社だから。それにしても腹が立つな」

 それって……大人の事情ですよね? ショウちゃんの気持ちは? どう考えてるんですか? 

 写真と記事を見ながら、僕と、サトシくん、マァちゃん、ジュンくんと顔を見合わせて……

 雅紀side

 ショウちゃんの『大切な人』をこんな風に書かれたんだよ? 

 潤side

 雑誌社にさ痛手負わす前に考えるべきはショウくんの事じゃねぇの? 

 智.和也.雅紀.潤side

 僕は

 オイラは

 ぼくは

 ボクは

 悔しくて悲しかったんだ……

 
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