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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第642章 ぼくたちみらいのしゅーぱーしゅたー2-5


 翔と和也と智side

 和也の部屋 ソファに並んで座っている

 智「ねぇ、ショウちゃん?どうした?なんかあった?オイラとカズくんに話してみ?」

 和也「ショウちゃん?僕とサトくんには本当の自分を見せていいんだからね?」

 翔「別に…… 何もないし…… 本当の自分って?分かんないよ……サトシくん。カズくん……」

智side

ショウちゃんごまかしたって分かるかんね?保育園の時からずっと好きだったショウちゃん

家の都合で、引っ越してしまった時はスゴい悲しくて……今の事務所で再会した時はメッチャ嬉しくて

和也side

再会した時から、感じてた。ショウちゃんは人の顔色を見て動いてるなって……

僕も、サトくんも、マァくん、ジュンくんは、保育園の時のイメージのまま、ポヨポヨ可愛いって言い過ぎた事を後悔してた
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和也.智side

 ショウちゃんの、何かに怯えたながら、でも微笑を湛えた表情が気になって

オイラは、固く口をつぐんじゃったショウちゃんの左手を右手でギュッと握った

僕は、固く口をつぐんじゃったショウちゃんの右手を左手でギュッと握ってた

翔「ぼくね……パパとママが離婚してから、良いことが起こったり、手に入りそうになると、急に怖くなっちゃうの。ママにも、かあたん (母方の祖母)にも愛されて育ってるのにね……事務所に入って、憧れていた5エンジェルの、たっちゃん、かっちゃん、あっちゃん、なっちゃん、さっちゃんに逢えて。それよりも保育園の時から大好きだったマァくんとジュンくんに再会出来て……エイシくんと、カズくんに再会しただけでなく好きって言ってもらえて……幸せなのに……」
 
和也(ショウちゃん……)

智(ショウちゃん……)


智「怖いって事? ショウちゃん?」

和也「何を感じているんですか? ショウちゃん?」






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