第634章 追憶のキミ2 恋人達編4

　翌朝

　
和也に愛されて

　智に愛されて

　それでも離してくれない。智と、和也

　二人にお湯で温めた、綺麗なタオルで身体を清めてもらって……

『 400年前から。今生の世でも。私達はいつも 3人一緒だ。誰にも邪魔など出来ないのだ。 私はそなた達を決して離しはせぬ。 一生側にいろ。リカズナリっ。サトシっ』

　意識を飛ばす前に言った。は、恥ずかしいっ。自分の言った言葉を思い出して……

　和也「ぐるぐる考えてるね」

　智「百面相。可愛ぇな」

　翔ちゃん……


　そうだね。400年前から。今生の世でも。俺達はいつも3人一緒ですよね。誰にも邪魔など出来ませんよね？ 俺も貴方様を決して離しは致しません。 一生、側にいましょうね。翔ちゃん

　そうだな。400年前から。今生の世でも。オイラ達はいつも3人一緒だもんな。誰にも邪魔など出来ねえよな？ オイラも貴方様を決して離しはしないから。 一生、側にいてくれ。翔ちゃん