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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第632章 追憶のキミ2 恋人達編2


 雅紀side

 ジュンセンセの『馬鹿』

 ジュンとしての 『申し訳ありません』

 って。何で俺が思わなきゃなんねんだよ。っとかさ。思っちゃってんだろうな…… なんてホンの少し残っていた余裕もそこまでで

 マサキ「ジュン。そなたの良い所はここだな?」

 ジュン「はい。マサキ様。そこにマサキ様の……を下さいませっ」

 マサキ「本当に可愛いの……ジュンは。愛しておるのは、そなただけだからな。ジュン」

 ジュン「あっ、あん」

 綺麗な瞳から……左目から一雫、涙が頬に伝わせて

 ジュン「私も、マサキ様だけですっ」

 一緒に達した後、俺に想いを伝えてくれて。そして、意識を飛ばしてしまったジュンセンセ

 洗面器に温かいお湯を入れて、 温めたタオルで潤センセの身体を清め

 雅紀「潤…… 私には400年前から潤だけだ」

 いじらしい程に私を慕ってくれた潤

 雅紀「潤センセは魅力的な人だから……」

 他の人にも優しいから潤センセを慕う人が出てこないか心配だよ……

 そう言えばいつだったか。 今みたいな不安を吐露したら

 潤『バカか。俺は 思い立ったら一直線で。 人を想ったら一途で 浮気なんかしないタイプなんだよ!』

 そう。キレられたんだっけ……

 そうだよね。 400年前の遥か昔から、今生の世でも。 俺達は、お互いだけを見つめているんだもん。仲に割って入るなんて出来ないよね? 


 雅紀「潤センセ……愛しているよ」

 チュっ

 魅惑的な唇にキスを落とすと、潤センセが、微かに微笑んだ気がしたんだ……







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