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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第632章 追憶のキミ2 恋人達編2


 ジュン「なんで…… もう、イヤだっ。マサキ様ぁ、イカせてぇっ」

 マサキは、耳たぶや、耳の穴を唇や舌で愛撫しながら俺を……

(なんで良いトコに当ててくんないんだよっ)

 雅紀side

 瞳に涙の雫を溜めたジュンセンセ。恍惚の表情を浮かべそう……って瞬間イヤイヤという様に首を左右に振って俺の視線から逃れようと

 ジュンセンセの右耳の穴の中、舌先で

 ジュン「やらぁ……」

 瞬間、ジュンセンセは俺の愛撫から逃れようと右手で俺の動きを止めようとして、自分の右耳を隠そうとした為に手の甲に俺のキスを受けた形になって

 ジュン「ひっ」

 マサキ「ジュンが悪いのだぞ? 隠そうとするから…… 」

 俺はジュンセンセの右手を取り、指を絡ませ繋ぐと

 ジュン「お許し下さい……マサキ様ぁ」

 マサキ「何を謝っているのだ? ジュン。感じてくれているのだな? 蕾から、綺麗な雫が溢れているぞ」

 ジュン「マサキ様ぁ。変な事言わないで下さいっ、あぁん」

 変な事何て言ってないよ。ジュンセンセ

 潤side

 マサキはズルいんだ。400年前のマサキ様の口調で……とか。 けど、一番分からないのは自分。愛撫されて感じ過ぎて訳分かんなくなって……

 マサキ「泣くないでくれ。ジュン……ジュンに
 気持ち良くなって欲しい。と、そなたを愛しているのだから」

 ジュン「はい。マサキ様」

 その言葉で 安心する自分がいて

 マサキ「 余裕ぶってすまぬ。 そなたの中…… 暖かさに包まれて、気持ち良過ぎて幸せなのは私の方なのに」

 ジュン(……)

 数秒間の静寂の後。俺は叫んでいた

 ジュン「マ、マサキ様の馬鹿っ」

『馬鹿っ』と叫んだ後、何で俺が『申し訳ありません』とか、思わなきゃなんねんだよっ

 






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