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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第609章 追憶のキミ 2-2


 和也.智side

 俺も
(翔ちゃん、真っ赤に頬染めて…… 可愛いな…… 翔若君 《様》も、真っ赤に頬染められたっけ……)

 オイラも
(雅紀様は、真っ赤に頬染めて照れられたんだよな。雅紀くんも真っ赤になって…… 可愛いな。けど……)

 改めて

 雅紀『……曲がりなりにも、雅紀…… 様は主君だぞ?』

 潤『翔若様もな……』

 昨日の楽しかった会話を思い出して

 和也『ですよね? お互い遠慮無く付き合える様になって……』

 智『お互いの対の屋に通う位、仲が深まって……』

 潤『五人で一緒に過ごす事が増えたのが……』

 雅紀『幸せだったね』

 翔『そうか…… 幸せなのに…… 和也を。智を。雅紀様を。潤を。忘れてしまう事が悲しかったんだ……』

(和也.智.雅紀.潤)『翔ちゃん《くん》……』

 翔『こうして再び、和也さんと、智さん、雅紀、潤さんに巡り会えたんだもん。今とても幸せ!』

(翔ちゃん《くん》名前呼び……(嬉しい))

 幸せを噛み締めていたんだ

 翔『《天守閣 《字余り》 固く守るぞ 石垣と狭間 《サマ》 殿様と家臣 万人のロマン》……次の休みお城に五人で行こう?』

 和也.智.雅紀.潤『行こう!!』


いつ行こうかな?

 
けど


フト気が付いた……翔ちゃんが

 俺を

 オイラを

 ジトッと見つめてるのに










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