第595章  ずっといっしょ…2-13

　その日の夜

　□□県

　翔&和也&智のマンション

　翔side

　雅紀「翔ちゃん、ありがとう。じいちゃんとばあちゃんに事故当時の事を聞きに行ったらさ。あの人の事報告してくれたって聞いてビックリしたよ」

　潤「翔くん、ありがとう。本当は俺らがあの人と色々話し合わなきゃならないのにさ……ゴメンなさい。感謝しています」

　悠紀「許す事は出来ないけど、あの人がひき逃げの時効が10年なのを失くそうと……事故に向き合っていた事を知れてさ……翔ちゃんありがとう」

　昼間、サトシくんにも、カズくんにも言わずにさ。雅紀さん、悠紀さん、潤さんの実家に伝えに言ったのにさ

　潤さんの実家の玄関開けた瞬間、カズくんとサトシくんが仁王立ちしてんだもん

　僕が一人で行動した事をさ、怒ってるみたいなのに、何も言ってくれないし

　雅紀さん、潤さん、悠紀さんをマンションに呼んでさ

　翔「悠紀さんは、◆◆県に住んでいるのに。わざわざここまで来てもらう事になって……すみません」

　悠紀「それは大丈夫だよ。翔ちゃん。今日から三連休だからね。兄ちゃんと、じいちゃんとばあちゃん達に会いにね。昨日の夜に兄ちゃんのマンションに来てたんだ」


　翔「それなら良かった……」

　悠紀さんは、僕より２つ上で。雅紀さん、潤さんと親しく付き合いをさせてもらうウチに、悠紀さんとも会う機会が増えて仲良くなったんだ

　僕にとって、お兄ちゃんみたいな人。凄い優しくしてくれるんだ


　和也「翔ちゃん。俺とサトシにぃに頼って欲しかったな」


智「翔ちゃん。オイラとカズにも重荷を背負わせて欲しかったよ」

　翔「サトシくん……カズくん……」