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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第587章  ずっといっしょ…2-5


翌日 Bar 20:00

智&和也&雅紀&潤

智.和也side

和也「相葉くん、潤くん… 落ち着いて聞いて欲しいんだよね」

凄い心臓がバクバクする

智「翔ちゃんは、自分で 話したかったと思うんだ…」

人の心の痛みを、自分の痛みとして背負い込んでしまう翔ちゃん…苦しかったね…

和也「翔ちゃんが、 担当している60代の男性が翔ちゃんに打ち明けたんだ…2009.8月に起きた○○県での交通事故の事」

優しい過ぎる翔ちゃん… 体調悪化してなきゃいいけど

潤「その患者さんが 、俺の母さんと雅紀のご両親の車に追突した人…?」

雅紀「え?」

智「さすがだね。潤」

潤「…」

雅紀「 現実から目をそらさない為に、ばあちゃんとじいちゃんに話を聞きに行った時、 事故の相手は2年服役したって聞いたけど…」

潤「 それから、16年経ってるのになんで今更…」

和也「命…尽きる前に…自分に問い掛けた。謝るべき人や事を、うやむやにしてその日を迎えて良いのか?と…」

智「…思ったんじゃないかな?その日が近い事を医者に告知された方だって翔ちゃんが話してくれたから」


動揺してる雅紀くんと潤くん…

動揺してると相葉くんと潤くん…



瞳に涙を浮かべてコースターの上のウィスキーグラスを持つ右手が微かに震えている…雅紀くん…

オイラは切なくやるせなくて…


カウンターのテーブルに両肘を付いて俯き、肩を震わせ涙をこらえている?… 潤くん…

俺は切なくやるせなくて…






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