蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第570章 エースの涙2-8
潤「話変わるけど。さすが翔。親御さん達を一蹴してカッコ良かったな」
翔「一蹴しようとかそんなつもりは… まぁ、自分の子供をどうにかして、特別に目をかけて欲しい。っていう気持ちは分かるけどさ…」
智「一人一人に合ったポジションとか。全体練習のメニューの他に、個人個人に必要と思う練習メニューとかさ。5人で話し合って決めた事が中々伝わらないと…もどかしい気持ちになる事もあるよね」
和也「先日の練習試合を踏まえて、メニューとか作り直して、20人いる子供達の適正を見極め直したりしてますからね…今、レギュラーの子達の親はポジションの変更や、レギュラーを外されるんじゃないかって戦々恐々している感じですもんね」
潤「反対に、レギュラーを狙っている子達の親達は、チャンスだ!って。ここぞとばかりに子供のアピールを翔にしてくる感じがな…」
雅紀「翔ちゃんへの信頼感が半端ないから」
翔「それってオカシイでしょ?監督は和也で、コーチは智。雅紀と潤さんは本業があるから中々チームに関われないけど、相談するならまず4人が先でしょ?俺はマネージャー 件トレーナーとしての質問になら答えられるけど…」
和也「それは俺達にも責任ありますよね。翔ちゃんの分析力や、情報収集能力に甘えて…」
智「もっと、オイラ達が、監督コーチとしてメインになって練習メニューとか色んな事考えなきゃだよね…翔ちゃんの負担を減らす為に」
翔「ゴメン。そうだよね…俺、そういう事を調べたりとかするのが好きだからツイ…俺が皆の仕事の邪魔 してんだよね」