蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第567章 エースの涙2-5
和也『スポーツトレーナーか。いいな。俺も翔ちゃんと同じ所に就職してさ、子供達に野球を教えよっかな?』
智『オイラも。全然夢が見えて来なくて困ってたんだけど… 翔ちゃんと一緒に、スポーツトレーナーに。子供達にも教えるし』
翔『そんな事言ってないで、自分の本当のやりたい事さ、探さなきゃダメだって!』
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智.和也「俺達、本気だから…」
翔「智… 和也…」
翔side
俺に、真っ直ぐな想いを伝えてくれた智と和也
まだ少し、怖い想いもあるけど
俺も、真っ直ぐな想いを二人を信じたいから…
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あの日から2年…夏
潤先輩は、柔道整復師学科のある医療専門学校2年生
相葉くんは、教師目指して大学へ1年生
俺は、潤先輩と同じ医療専門学校のスポーツトレーナー学科に
そして…
和也と智にとって
ラストチャンスの3年の夏
審判『3アウト!ゲームセット!』
アナウンサー『甲子園優勝は!山風学園高等学校です!』
必死に1年間、力を付けるために練習して。トレーニングして頑張った智と和也
ついに甲子園で優勝することが出来たんだ…
和也はエース。ピッチャーとして
智はキャプテン。キャッチャーとして
翔.雅紀.潤「ありがとう。おめでとう」
俺達は固く抱き合って泣いて喜んだんだ
さらに4年後
俺は、3年制の学校を昨年卒業。スポーツジムにスポーツトレーナーとして就職2年目
智と和也は、医療専門学校を今年卒業。俺の職場で一緒に働く事に
雅紀は、今年大学を卒業。教師になった
潤先輩は、柔道整復師として働き始めて3年目に
職場の所有する少年野球チームの
『マネージャー件、トレーナーをしてみる気はないか?』
って打診された時
嬉しくて
和也は監督
智と、雅紀、潤さんはコーチとして
皆でまた、野球が出来る事を泣いて喜びあったんだ