• テキストサイズ

蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第562章 秘密の館の秘密の住人 2番外編3


翔side

泰「美貴子さん、 これまで 智、翔、和也、雅紀の為に。紀代、智知、翔香の為に…潤、そして私の為に尽くしてくれてありがとう」

美貴子「そんなお館様。もったいのうございます。ありがとうございます 。そう言って頂けて本当に嬉しゅうざいます」

泰「美貴子さん、これからは私の為だけに尽くしてくれませんか?」

美貴子「お館様?はい。これからもお仕えして行くつもりでございますが…」

泰「ハハ、 すまない。言葉を間違えたね。美貴子さん、私とこれからの人生を共に歩んで下さいませんか?」

美貴子「お館様?何を…」

美貴子さんの瞳が潤んでる。言ってる意味は分かるけど、心が付いていかない感じかな?

智「美貴子さん、オイラが赤ん坊の時からずっと愛し、育ててくれてありがとう。オイラに、美貴子さんを『母上』って呼ばせてくれないかな?」


雅紀「美貴子さん、僕、美貴子さんが大好きだよ。母ちゃんがいなくなってすごく寂しかった時に、美貴子さんはすごく僕に良くしてくれて。ありがとう。これからは、僕も『お母さん』て呼んでいい」

和也「美貴子さん、不肖の父親と、私の母は離婚したんですけどね。ずっと美貴子さんを母親と思って慕っていました。どうか私の『 お母さん』になって下さいませんか」

翔「美貴子さん、 僕がこのお屋敷に来た時からずっと、味方でいてくれてありがとう。お母さんが亡くなって寂しくて、でも美貴子さんがいてくれたから僕は、これまで頑張ってこれたんだよ?僕も美貴子さん『お母さん』って呼びたいな」


潤「美貴子さん、姉の紀代の為に。智知さんと、翔香さんの分迄、子供達を愛してくれてありがとう。本当に感謝しています。これからはご自分の人生を考えて下さいね 。不器用な生き方しか出来ない兄を支えてやって下さいませんか?」

美貴子「私も.…心の中で、智様を。翔ちゃん、和也くん、雅紀くんを自分の子供達と思って、愛しておりました。潤様にも、本当に良くして頂いて感謝しております。これまで、このお屋敷でずっと頑張って来れたのも…良いのでしょうか?申し上げて… お館様がいて下さったからです。あの…本当に私などでよろしいのでしょうか?」






/ 1063ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp