蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第532章 夢でしか逢えない2-8
ものの30分以内には、ラン愛学園保健室に飛んで来た二人
雅紀「 大丈夫だったでしょ?」
和也「1-A櫻井翔の兄です」
智「3-A松本潤の兄です」
智.和也「それだけで、あっさりと受付けを通された。さすがだね。まぁ(まぁくん)」
雅紀「 あんまり、副理事の権限とか使うの良くないよね…気を付けるよ。けど今回ばっかはね…」
和也「翔ちゃんと、潤くんはどんな様子なの?」
智「翔ちゃんと潤くんが熱出したのって…」
雅紀「完璧俺のせいだと思う…ウェイターのカッコさせてさ…嫌がってのに…」
智.和也「俺達は、翔ちゃんにメイド服姿にさせてさ…バカなオイラ(俺)達は同じ事…」
和也.智.雅紀「…して熱を出させてしまった訳ね…」
カーテンを引くと目を覚ましていた
翔と潤
素早く、二人のおでこに触って熱を確認
少しは下がったみたいだ…
雅紀「潤…ゴメンな…」
潤「翔は?大丈夫なのか?」
自分の事より翔を心配する潤
智「翔ちゃん…ゴメンね…」
和也「翔ちゃん…ゴメンなさい…」
翔「潤ちゃん?隣にいたの?大丈夫なの?」
潤くんの声に反応して、奥のベッドを向いて
自分の事より潤くんを心配する翔ちゃん
二人して潤は、右手を。翔は左手を伸ばしてギュって繋いで…見つめあって
和也「翔ちゃん!潤くん!」
智「翔ちゃん!潤くん!」
雅紀「潤!翔!」
ちょっと
って感じで、俺達が声を掛けると
(可愛いけどさ)
潤「俺と翔がこんな目にあったの。雅紀先生と、智さん、和也さんのせいじゃん」
翔「そうだよ。当分は僕と潤ちゃん、サトシくんとカズくんと相葉先生にしばらく合わない!って決めたから!」
翔.潤「僕(俺)達の事仲を邪魔しないで!」
智「翔ちゃん!潤くん!ゴメンなさい!それは無理だから!ねぇ考え直して!」
和也「翔ちゃん!潤くん!ゴメンなさい!それは無理だから!ねぇ考え直して!」
雅紀「潤!翔!ゴメンなさい!それは無理だから!ねぇ考え直して!」
しかし一度決めたら、テコでも動かない
頑固者の二人は
頑として首を縦に振ってはくれなかったんだ…