蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第510章 色香を隠していても… 2-10
和也side
『 採血の結果貧血が酷いですね。この所、何不調を感じることありませんでしたか?』
場が凍りついたんだ
翔「みぞおちと、へそ回りが空腹になるとギュっていたくて…背中…左側心臓の裏辺りが、内側から響くように痛むんです 」
翔ちゃん? 何でそんなに冷静に説明してんの?
俺は 怖くて怖くて仕方なくて…
智side
「 採血の結果心血が酷いですね。この所、何不調を感じることありませんでしたか?」
場が凍りついてるんだよ
翔「みぞおちと、へそ回りが空腹になるとギュっていたくて…背中…左側心臓の裏辺りが、内側から響くように痛むんです 」
翔ちゃんが何か…諦めた表情で説明してんの
オイラ怖くて怖くて仕方なくて…
雅紀 side
ドクターが
「今日は点滴をして落ち着いたら、帰宅して頂いて大丈夫ですよ。三日後に胃カメラ検査をしますかね?」
そう言われて
ドクターに指示を受けた看護師が
何かあったら…なんたらかんたらとかいってさ
「同意書を書いて頂けますか?」
とか話してるのを翔ちゃんは、何故か無表情で頷きながら聞いているし
サトくんも、カズもショックから 抜け出せないでいるし…
潤 「ちょっと三人とも心配過ぎる…マサキ、 俺達、泊めてもらって側にいてあげよう?」
雅紀「そうだね。俺と、ジュンにぃだけは冷静でいなきゃね…」
潤side
本当は俺だって雅紀も怖いんだ…
けど、翔くんが一番怖いはずたもんな
どうか… 命に関わるような病気でありません様にと
祈らずにはいられなかったんだ…