蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第506章 色香を隠していても…2-6
智&和也side
AM10:00 リモート会議中
潤『そう簡単に、本音を言う訳ないよね…翔くん大丈夫?』
和也「荷物を荷造りする為に、自分のマンションに行ってる」
智「警察官の潤がさ、個人的な事で調査するのは色々問題あるだろうし、大変だろうから知り合いの探偵に依頼したけど…翔ちゃんじゃない人間がさ、翔ちゃんの部屋に入る所を同じ階の人が見たって…」
和也「 写真とかさ防犯カメラの解析とかして、もう少し証拠を揃えたら報告してくれる事になってるんだけど…絶対そうだ。なんて決めつけちゃうのいけないし。 考えたく無いけど…他の人かもしれないし…けどまた…富永のヤツがさ翔ちゃんの前に現れたんだとしたらっ…」
雅紀『 許せないよね…絶対に… それより翔ちゃんは、自分で証拠を掴むって考えてるって事でしょ? 気を付けなきゃだよね』
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翔side
翔「実力行使か… 俺に恨みを抱いてる人間かな…」
洗面台に並んだ3本の歯ブラシ… 真っ二つに折られてる…
《逢いたい》
リビングのテーブルに大胆に手紙を置いて…
会いたくも無いヤツとは限らないじゃんね…
チクッ
翔「痛っ」
少し前から空腹の時にお腹が痛くなるし。背中は内側から響くような強烈な痛みが走る様に…
俺は、 胸苦しさを感じて床に踞ってた
翔「…っ」
助けて サトシくん…カズ