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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第500章 花(華)の屋敷 2番外編 3


カズ「サトシ殿、 今の今までただの逆恨みからと信じきっておりました…ショウナさんの『いつの日か、あの子が もっと酷い目に合わせれたらと考えると…夜も眠れない時があるのです』の言葉に胸が苦しくなりました」

サトシ「私もだ…ショウの魅力に、私とカズ殿が 一目で惹かれた様に、事件を起こした男達も同じ様に惹かれた…私達はショウに選んで頂けて。なんと幸福な事か…ショウにはいかんともし難い事なのだ。 人があの子に惹かれる事は…」

カズ「 それならば、私達が生涯ショウ様を守り抜くだけです!」

サトシ「 それならば、私達が生涯ショウを守り抜くだけだ!」

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食事処 花屋敷

サトシ「この先もの同じ事が、繰り返し起こるのであろうな」

ジュン「心配ですね」

マサキ「私もジュンさんが心配です」

ジュン「何故?私など…」

マサキ「困った御仁は、手料理をお作りになっておられるもう一人の困った御仁の所へ行ってしまった…」

カズ「お互いに無自覚な御仁に惹かれましたね」


ショウ「誰が無自覚なのだ?」

ジュン「…さあ?」


サトシ「頑張ろうな。カズ殿、マサキ殿」

カズ「頑張るしかありませんね。サトシ殿、マサキ殿」

マサキ「頑張りましょう。サトシさん、カズさん」

ショウ「出来た!ジュン味見してみてくれ」

ジュン「ショウさん、美味しいです!」

サトシ.カズ「二人だけで仲良くしてないで、私にも食させて下さい!」

パクっ

サトシ「美味しいぞショウ!マサキ殿よりも!」

カズ「美味しいですショウ様!マサキ殿よりも!」

マサキ「な、酷いじゃないですか(パク)って。美味しいです!ショウさん!」

ジュン「アハハハ!マサキ様残念!」

ショウ「(パク)まぁまぁだな…マサキ殿の料理はもっと味に深みがあるからな」

マサキ「ショウさぁん」

ジュン「良かったですねマサキ様」

サトシ「それぞれの味で甲乙付けがたいな」

カズ「どちらの味付けも最高ですね」

ショウ「皆で食べるから幸せなのだな」

カズ.サトシ.マサキ.ジュン「ええ。幸せですね」


この先どんな困難が訪れようと
この五人なら
きっと乗り越えて行ける

花屋敷

花の家

何人たりとも汚す事の出来ない
我々の聖域

五人は永遠に
一緒に生きて行くのだから
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