蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第500章 花(華)の屋敷 2番外編 3
ショウの実家
ショウ「母上様、この度はご心配お掛けして申し訳ありませんでした」
ショウナ「貴方という子は…いえ、無事で良かった…」
ショウ「母上…泣かないで下さい」
ショウナ「ショウ…自分自身をもっと大切に…」
ショウ「はい…」
こんなにも母を嘆かせた事を
私は激しく後悔したのだ…
母上…もう泣かせる様な事は致さない様に
気を付けます故…
これからは親孝行をして
今まで受けたご恩を御返し出来る様
日々精進して参ります
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ショウナ「サトシさん、カズさん。ショウを助けて頂きありがとうごさいました」
サトシ「ショウナさん…頭を上げて下さい」
カズ「ショウナさん…」
ショウナ「あの子は自分のせいで迷惑を掛けと嘆いて…親馬鹿な愚かな母の思いとして聞いて下さいませね。ショウは誰にでも優しい子供です。それは時に、自分にだけ特別に優しくして下さるのだ…と相手が勘違いする程に… 四年前の事件も、まだあの子には本当の事を伝えられずにいます。ショウの優しさは自分に向けてだと 勘違いして… 」
カズ「ショウナさん、我が子を助けたいと思うのは当たり前だと思います。ショウを望んだ相手に否を伝えたのは親として間違えてはいませんよ」
サトシ「 己の欲求が通らないからと逆上して…ショウナさんを襲おうとしたのですから。ショウが母親を助け様と男ともみ合いになったのも子供の親への愛」
サトシ.カズ「親と子の絆を引き裂いた相手が悪いのです。それなのに…ショウナさんとショウが今でも苦しんでおられるのが本当にお可哀想です」
ショウナ「そう言って頂けて嬉しゅうございます。しかし今回も…トビカゲの仲間で逆恨みもあったそうですが「ショウ殿の優しさに惹かれたのだ…あちらが期待を持たせた癖に断った故…」と供述したと聞いて…」
サトシ.カズ(…)