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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第489章 花(華)の屋敷 2-17


サトシside

マサキ殿の お気持ち痛い程に伝わって来て

懸念した通りだ…自らが犠牲になれば …そんな風に思ったのだな? ショウ?


カズside

マサキ殿の お気持ち痛い程に伝わって来て

懸念した通りだ…自らが犠牲になれば …そんな風に思ったのですね… ショウ様?


魔織side

 ジュン様の美しい、白い… 右頬は腫れ、紅い唇からは血が…

その姿に静かに涙されながらジュン様を抱かれておられるマサキ様…

私は心が痛かった


反対に、感情を押し殺すようにしていながら、とてつもない怒りを漂わせているサトシ様にカズ様が


私は怖くて…

ショウ様の美しい、白い… 左頬は腫れ、紅い唇からは血が…

カズ様と、サトシ様はお二人でショウ様を抱かれて… 瞳から涙を流されていて

カズ「オイ…何か申す事はないか?」


サトシside

カズ殿が本気で怒った時に発する低い声音で

視界の隅の男達は

『花町でそんな綺麗事あるわけが無い!罠に賭けおって!離せ!』

既視感…

あぁ…

サトシ「トビカゲか…」

カズside

サトシ殿が合点がいったと云う様に鼻で笑われて

『花町でそんな綺麗事あるわけが無い!罠に賭けおって!離せ!』

あぁどこかで聞いた言い訳だな…

--

サトシ.カズ.マサキ

トビカゲの仲間…逆恨みか…

サトシ「ふざけんな!花屋敷の理念も、ショウの美しさ気高さも…そんな狭い世界でしか物事考えられないお前達しに汚されるようなものではないんだ!」

カズ.「ふざけんな!花屋敷の理念も、ショウ様の美しさ気高さも…そんな狭い世界でしか物事考えられないお前達しに汚されるようなものではないんだ!」

マサキ「ふざけんな!花屋敷の理念も、ジュンさんの美しさ気高さも…そんな狭い世界でしか物事考えられないお前達しに汚されるようなものではないんだ!」

与力と同心に引っ立てられるトビカゲの仲間達の醜い叫びを胸糞悪い思いで聞いていた


う、う~ん

カズ「ショウ様!」

サトシ「ショウ!」

マサキ「ジュンさん!」


カズ.サトシ.マサキ(良かった…)

ショウ「サトシ?カズ殿何故泣いているのだ?」


ジュン「マサキ様?何故泣いているのです?」










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