蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第478章 花(華)の屋敷 2-6
ショウ.カズ.サトシ
ショウの部屋
カズ「ショウ様?貴方様は『皆にこれ以上の負担を掛ける訳には行かぬ…』そう申されるのですね?」
ショウ「だって」
サトシ「そなたには、生まれ付き人にあのお方の為に何かをしたい。あのお方に付いて行きたい。と思わせる魅力に溢れているのだからね」
ショウ「そんな事ある訳けが」
カズ「ショウ様…男のした事でこんなにも苦しまれて…お可哀相に。だからこそ、ショウ様には幸福になって頂きたいのです。共に何かを作り上げたりしたいのですよ。貴方の苦しみに寄り添う器の大きな男になりたい…頼りたいと思って頂ける様な…そんな男になりますから…だから様々な事を私に話して下さいませんか?永遠に一緒にいて下さい」
ショウ「そんな私は…」
サトシ 「男のした事でいつまでショウは苦しまねばならぬのだ…可哀相に…フウには幸福になって欲しいのだ。そなたと幸せになる為、共に何かを作り上げたりしたい。そなたの苦しみを癒す優しい人間でいたいし。なりたい…私は頼りたいと思う様な男になるから…だから様々な事を私に話しておくれ…永遠に一緒にいて欲しい」
ショウ「だから私は…」
サトシ「ショウ。道徳を未来ある子供達に伝える仕事を、勉学の機会を。花屋敷内の敷地に学舎を作る手伝いを。私にも手伝わせてくれぬか?」
ショウは、 私の胸が高鳴る程にその大きな瞳に涙を溜めて私をジっと見つめてきて…
カズ「ショウ様。道徳を未来ある子供達に伝えるお仕事を、勉学の機会を。花屋敷内の敷地に学舎を作る手伝いを。私にも手伝わせて下さいませんか?」
ショウ様は、 私の胸が高鳴る程にその大きな瞳に涙を溜めて私をジっと見つめてこられて…
ショウ「私は、サトシとカズ殿に救われている。もう既に頼りっぱなしなのだ。誰よりも信用している…私は花屋敷で運命を変えて頂いた。恩返しがしたいのだ。道徳を未来ある子供達に伝える仕事を。勉学の機会を。花屋敷内の敷地に学舎を作る手伝いを。カズ殿サトシしてくれるか?」
カズ.サトシ「喜んで!」
チュッ
チュッ
ショウ「な、何を?」
サトシ.カズ「接吻ですよ?」
さて、私の愛を伝えますかね?
ショウ様を
ショウを
天鵞絨の敷布団に横たえて…真っ白な布団に真っ赤な呪縛が映えて
サトシ.カズ「綺麗…」