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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第477章 花(華)の屋敷 2-5


マサキ.ジュン

ジュンの部屋


マサキ「ジュンさん私も同じ思いなんです。過分なる幸せを頂いたご恩を返したいという気持ち。 ジュンさん?心のどこかで自分は幸せに慣れてはいけない。と言い聞かせてませんか…貴方は幸せになって良い方なのですよ。私にして差し上げられる事は幸せな人生を生きて頂く為に永遠に愛し抜く事…です。私にもっと甘えて下さい」

ジュン「マサキ様…」

あぁジュン様を泣かせてしまった…こんな時にも貴方の涙する姿を美しいと思ってしまう私をお許し下さい…

ジュン「私はその様に言って頂く様な…人間では…」

マサキ「あるんです。貴方の何事にも一生懸命な姿。純粋さを。ショウ様は素晴らしいと誉めておられるではありませんか。サトシさん、カズ殿も、耕太さんも同じです。何より私がジュンさんを愛しているのですから。幸せな人生を生きて下さいジュンさん」

ジュン「ありがとう…」

涙しているジュンさんを抱き締め、私は誓いを立てると

チュッ

ジュン「マサキ様?何を」

接吻を…

マサキ「ジュンさんを永遠に愛し、守り抜くという誓いですよ」

ジュン「わ、私だってマサキ様をあ、愛し、守り抜く!」

訂正

何事にも一生懸命で、純粋で、負けず嫌いな貴方様ですね

マサキ「ジュンさん愛しています」

そう呟き、私は優しくジュンさんを真っ白な*天鵞絨の敷布団(てんがじゅう)に横たえた…

*天鵞絨 (ビロード.ベルベット)



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