• テキストサイズ

蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第451章 キミの声が聞きたくて 2番外編2


翔&智&和也マンション

和也side

智「で…『ワザワザありがとうございます。失礼ですが謝るべき相手は僕ではないと思いますけど?』って言ったんだ」

マサキくん、ジュンくんを迎えに行った時に、凄い微妙な空気で 佇んでる大人四人見つけちゃってさ

あ、智さんは教室。 3人の保護者達はテラスにだよ?



そんな場面に出くわしてしまった俺

入口で固まっていたら

マサキくんとジュンくんは、おもちゃの片付けをしていたんだけど。俺の姿を見つけて、タァって小走りに走って来て抱き付いて来てくれてさ

智『マサキくん、ジュンくん』

智さんが二人を呼んで

『公園でゴメンなさいね』

マサキくんとジュンくんに謝罪したんだ…
--

和室

和也「『子供に変な事を言わせのを本当に反省しています。子供が謝る姿を見たのが本当にショックだったんです 』って言ってたね」

智「だな。子供が謝る姿を見て、傷付く姿を見て。心痛まなかったら… 言い方悪いけど…まだ普通の感覚を持ってる人達だったんだな… 中には自分の非を認めない保護者達もいるからね…」

翔side

キッチンで食事の支度ををしながら、和室から微かに聞こえる カズくんとサトシくんの言葉を聞いていた

マサキくんと、ジュンくんはリビングにあるテレビで、大好きなアニメを見ている

ここからは 、二人仲良く手を繋いで体育座りの後ろ姿が見える

(可愛いなぁ)

サトシくんと、カズくんは『翔ちゃんにも謝罪にくるよ』って
感じでこの話をしてるんだ

って。俺は感じたんだ

本音を言えば、マサキくんとジュンくんを傷付けた人達になんてた会いたくも無いし。父母が。 梓ちゃんがどんな思いで…って思うと悔しい思いでいっぱいだけど…

逃げたりしたら、言われてる事が本当だって認めた事になるもん…

父さん、母さん、梓ちゃん… 頑張るから…俺を見ててね…

翔「 みんなぁ。ご飯できたよー! 綺麗に手を洗って来て下さーい!」

和也.智.マサキ.ジュン「はーい!ヤッター!」

返事は、はーい。じゃなくて、はい。 野暮な事は言いっこ無しだよね?

父さん、母さん、梓ちゃん。俺、こんなに温かい家族に包まれて幸せだよ!












/ 1063ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp