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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第446章 キミの声が聞きたくて2 恋人達編4


翔&和也&智

翔side

マサキくんと、ジュンくんの寝顔を見つめながら襖一つ隔てた向こうのリビングにいる二人に、家族の絆を確かめ合って…じゃなくて。家族なんだから甘えろ。助け合うのは当たり前でしょ?って説教されて…

マサキくんとジュンくんが寝てるから静にね?とか言いながらさ。小声でジャンケンしてるんだよ?

和也.智「最初にグージャンケンポン!アイコでしょ!アーイコでしょ!」

翔「逃げたいんだけど…」

だって。俺を巡ってのジャンケンなんだもん…


ウチは3LDKなの。カズくんサトシくんの部屋に、マサキくんジュンくんが将来使うはずの子供部屋。真ん中を仕切れば二部屋になる位の広さがあるんだ。そして和室

に。キッチンの真上にロフトがあるんだけど…俺がちょっと一人になりたい時とか、サトシくんやカズくんとケンカした時に使ってるロフト

翔「ロフトに逃げたいのに二人がいるからダメじゃん」

捕まっちゃう…

ガラ…

そんな事考えてたら遠慮がちに襖が開いて…

智「翔ちゃん。カズが子供達と休むからオイラの部屋行こ?」

翔(…)

サトシくんがジャンケンに勝ったみたい

エッチのお誘い…

五人で和室で寝る日もあるけど…

だいたい、ほぼ毎日、カズくんとサトシくんはジャンケンで順番決めてさ

勝った方の部屋に俺を…

もう一人はマサキくんジュンくんを見て…

和也「翔ちゃん。変わるよ。じゃあ後でね」

翔(…)

--

智の寝室

サトシくんのベッドに二人、手を繋ぎ横になり

智「翔ちゃん。今日、余り体調良くないのにね?ゴメンね。色々な不安が重なって疲れちゃってる翔ちゃんをオイラ抱きしめてあげたいんだ」

サトシくん…

いつも優しく包み込んで。安心をくれるサトシくん

翔「サトシくん。ありがとう。サトシくんギュって抱きしめて?」

そう言うと、サトシくんは繋いでた手を離して上体を起こすと、俺の左手とサトシくんの右手を。恋人繋ぎに繋ぎ直すと

チュッ

ってキスして…

智「翔ちゃん。もう、不安なんか抱かせない…愛してるんだ。だから…泣かないで」

サトシくんの言葉に涙が…

翔「サトシくんがいてくれたら、俺もう不安じゃないよ?」

サトシくんがフワリ微笑んで…










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