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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第444章 キミの声が聞きたくて 2恋人達編2


ジュンside

マサキさんに、…俺のアソコを…マサキさんの口で、舌で愛されて気持ち良くなって、何も考えらんなくなる前に…

マサキさん…梓の死を。他の男の子供を生んだ事実を受け入れられなくて…初めはマサキさんの想いを利用して。現実逃避出来るならって抱かれたりした

言葉に語弊があったね。現実逃避のために相手が誰でもって訳じゃないよ?

性格的に、好きでもない相手を抱くなんてあり得ない。ましてや…男の人…なんて

なのに、はっきり言ってさ。初めてマサキさんに抱かれた時のシチュエーションは、自分的には絶対に受け入れられないはずのものなのに…

だから、 何で俺、この人に抱かれてんだろう?受け入れてんの?って初めの数回は、すげぇ、悩んだんだ

今だって、マサキさんに以外の男なんて無理。絶対に

強引なヤツだ…って思ったのは初めての時だけ

誠実で、優しい人なんだって…忘れられない恋を引きずってグチる。俺の繰り言をいつだって聞いてくれて

そんな俺に何回も

『好きだよ。潤』

って…

気が付いたら惹かれていたんだ…マサキさんに…


マサキ「ジュン?どした?泣いてる…」

ジュン「マサキさん。卑怯だよ。Sとか言いながら優しいとか…」

俺が、行為に溺れないでどっか上の空なの。そりゃ分かるよな

俺のアソコを愛撫すんの辞めて、両腕で上半身を支え、上から俺の表情を心配そうに見つめていたマサキさん

ジュン「ゴメン。マサキさん。俺、幸せ過ぎて泣いてた…」

マサキ「…ジュン。怖い子だね?全身に鳥肌立つ様なセリフ言うなんて…幸せと不安が交じってるの?俺がそうだから…ジュン、不安なんか感じさせない。幸せに満たしてあげる」

チュッ

キス…

ジュン「はぁん」

瞬間、身体中が甘く痺れて…





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