蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第438章 キミの声が聞きたくて 2-7
その様子を、 ニコニコと見ていた翔ちゃんは、円盤型の カラフルなチョコを用意して
翔「最初に1~10まで数えましょう」
マサキ.ジュン「はい!」
翔.マサキ.ジュン「いーち、2、3…」
とても可愛いらしいお勉強会が始まって。俺も参戦する。智さんは再びビデオを回し始めて…
紙皿にチョコを一つ置き
マサキ「いちといちは…」
もう一つチョコを紙皿に
和也「1+1=?だよマサキくん」
マサキ「いちたしゅいちは…にこ!」
翔「正解です。けど、1+1=2(に)ね?マサキくん」
ジュン「いちたしゅさんは…いち、にぃ…さん…しぃ!」
紙皿にチョコを1、2って乗せながらちっちゃい指で数えてるジュンくん
翔「正解!ジュンくん良くできました!」
和也「可愛いですね」
智「可愛いよね」
俺は俯瞰で見てみようとその場から離れて、翔ちゃん、マサキくん、ジュンくん見てたら智さんが傍に来て
始め、 紙皿にチョコを置いてちっちゃな可愛いらしい指で数えていた マサキくんとジュンくん
自然と、そのちっちゃな可愛らしい指で指折り数えていて
智「さっきさ『沢山勉強してえらいね』って言ったの。そしたらさ…『ぼくはおへんきょうがだいしゅきです』って。その後『おへんきょうをするとしょうちゃがわらってくれるから』ってさ言ったんだ。マサキくんとジュンくん…」
和也「そっか…翔ちゃんがちょっと元気がないって感じでんでしょうね?健気な良い子達ですよね」
智「翔ちゃんも健気…」
和也「翔ちゃんも可愛いですよね…」
翔『俺の幸せは、和也くん、智くん、マサキくん、ジュンくんが幸せな事。その中に俺もいられて幸せなの』
和也「翔ちゃんが俺を…」
智「翔ちゃんがオイラを…」
智.和也「幸せにしてくれてんだよ?翔ちゃん?」
そう呟くと
翔「…ありがとう…カズくん。サトシくん…それでは!おやついる人ぉ?」
スって傍に来てた翔ちゃん… 儚い笑みの後、そう言った翔ちゃん
マサキ.ジュン「はい!」
和也.智「はぁい!」
マサキ.ジュン「おへんじは はいだよねぇ しょうちゃ?」
翔「ねぇ?マサキくん、ジュンくん!ヨシ!今日はお勉強頑張ったからクッキーも付けちゃいまーす!」
マサキ.ジュン「やったぁ」