蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第426章 復活Love 2恋人達編2
潤side
もう後悔したくないから… 思いを伝えなきゃっ。て思うのに… 勝手に涙溢れて来て…
俺が上体を起こして、雅紀見下ろす態勢になると
チュッ
雅紀「潤ちゃん?」
雅紀の唇にキス
雅紀の驚いた声
潤「 俺達、皆なして琉の事を思う余り、好きな人を思う余り、琉の話をしない様にとか思ったりする様になって。返って疑心暗鬼になって、 好きな人傷付けたり…バカだよな」
チュッ
雅紀「潤ちゃん…」
雅紀の頬にキス
雅紀「琉さんの怒りと、悲しみたよね。 俺を忘れないで。俺を助けてくれっていう…潤ちゃん…今日は積極的なんだね?」
潤(…)
雅紀はドキドキしないんだろうか? 俺は俺の方からキスとか…ドキドキしてるって言うのに…
雅紀「 ホントだ。こういう事だね ?誤解させちゃってるって。潤ちゃん… 俺、ドキドキしてる。だって潤ちゃんが俺にキスしてくれたんだもん」
潤「ナゼ?」
雅紀「分かるよ。潤ちゃんが好きだから」
潤「不思議だな。 分かって欲しい事は、相手に中々伝わらなくて。 そうでもない事は伝わるのって」
雅紀「そうだね。ねぇ、俺が潤ちゃんを愛したいのは伝わってる?」
潤「…俺だって…たまには雅紀をリードしたいと思ったの伝わってる?けど…でも…」
雅紀「伝わってるよ?潤ちゃん泣かないで…」
雅紀… 心の広い。 恥ずかしいとか色々考えちゃって、中々素直になれない俺を優しく包んでくれて…
潤「伝わってるよ。雅紀の思い…俺…雅紀に…あ、愛されたい…」
雅紀side
不器用な潤ちゃんの告白…
嬉しくて…
潤ちゃんが男として、自分がリードしたい気持ち分かるの…
雅紀「うん。潤ちゃんを愛してあげる。 もう嫌だって言う位に」
潤「バカ…」
チュッ
もう、そこからは二人。深い愛の営みに溺れていったんだ…