蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第388章 Twin ray 2-5
ショウside
2日前 寝室よりゲストルームに向かいながら
ショウ『そんな悪い子は…』
トーマ王子、レイジ王子、私はアナタ達を愛している。私の幸せ…居なくなったら…私は生きていけないのですよ?
けど…トーマ王子とレイジ王子に嫌われても仕方ない…母として一番…
-カチャ-
ショウ「トーマ王子?レイジ王子?どうしたのです?怖い夢見ましたか?」
部屋のドアを開けた瞬間、ソファーにて、二人のそれぞれの乳母に抱かれながら
顔を真っ赤にしながら泣いているトーマ王子とレイジ王子が
トーマ「ママン!!」
レイジ「ママン!!」
イナミ「トーマ王子様?良かったですね。申し上げたました通り、ママン王妃様は必ず来て下さいますよ。って」
カルア「レイジ王子様。心配要りませんよ。って申し上げましたでしょ。ママン王妃様来て下さいましたよ」
まだ、二十代の若い二人。優しい女性達でトーマ王子とレイジ王子を心から慈しみ、私に、カズ王に、サトシ王にも敬意を示してくれて
私達は、信頼していたし
なによりトーマ王子とレイジ王子が、イナミとカルアを好きなのだ