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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第343章 花冷えの季節2-2


 -翔.和也.智のマンション-

 
 和也.智『翔ちゃん…何で動画?信じらん無い。翔ちゃんが世の中に…』


 翔(ナニ?ソレ?ドウイウイミ?)

 でもさ、俺だってそこまでバカじゃないもん。分かってるよ…

 和也「翔ちゃん、髪の毛乾かさないと… 雫が… 俺が乾かしてあげるからこっちおいで?」


智「翔ちゃん? 顔色悪い…今日は、雪降って特別寒い日なんだよ…風邪ひいたんじゃない? は、早く髪乾かさないと…」

いつもそう… 

  俺が、何か言う前に先回りして、 俺の事を

 アレコレと、気に掛けてくれる

 一つ上の智くんと、一つ下のカズ

 
 俺達は、兄弟で年子?

 イヤ


 智くんは、1 1月生まれで、俺は、その1年と2ヶ月後に。1月生まれだから、年子って言ってもいいけど …カズは6月生まれで、俺より1年と5ヶ月後に生まれだから…

 少し違うか…
 
 今迄、疑問に思ってた事、口に出したらダメだって…けどっ

翔「智くん、カズ… 俺の事『翔ちゃんが世間になんて』が、口癖で… 二人して、凄い才能があるのに、俺の事があるから。 本当はやりたい仕事沢山あるはずなに…セーブしてるのって…」


  和也.智side

智.和也「翔ちゃん?」

 大切で大事な愛しい翔ちゃんが…俺の

 大切で大事な愛しい翔ちゃんが…オイラの


 『翔ちゃんが世間になんて』

 の言葉

 
 大事で大切過ぎるから、 不特定多数の人には… オイラの傍にだけいて欲しい

 大事で大切過ぎるから、不特定多数の人には…俺の傍にだけいて欲しい


 我儘が

 翔ちゃんには


 全く違った意味で…

  不安にさせてたんだって…


 次の、翔ちゃんの言葉を聞いて



 俺は…

  オイラは…
 



 
 


 



 



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