第336章 涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ 番外編3

　雅紀side

　これから、翔の話を

　大切な話をしようとした時に

　 喫茶店に翔が…

それも、翔の父親の、翔汰さんと入って来た訳で…

　俺は…イヤ、俺の左隣に座ってた潤も

　 驚いて

　思わず


雅紀(ぇ？)

潤(ぇ？)

　って叫びそうになったの グッと堪えて…


　潤side

　俺と雅紀にぃに、背を向けている二宮くんと、大野くん以外は

　互いに、ポーカーフェイスを決め込みながら

　それぞれ、話を始めたんだけど


潤( そっか これからの事について。翔… 親父さんと…)

俺は

　(良かったな…翔)

　って

思ったんだけどさ


　俺達に
　
　翔達の話が聞こえている

　って事は さ

　二宮くんと、大野くんとにも…

　聞こえている訳で…


　和也.智side

　お客様が、入って来たと思ったなって思ったけど…

雅紀さんと、潤さん、 表情が、一瞬変わったって、 思ってたけど…


　智.和也(ぇ？)

　翔センセ？


　背中向けていたって分かる

　
　 間違い様無いもん



　大好きな翔センセの声…

　だもん